こんにちはユウライフブログです。
現在はトレーニングをしながら自分でパーソナルジムを経営し、このブログを書きながらマイペースに生きていますが、大卒以降は就職活動をし、多くの方と同じように会社員として生きてきました。
このブログを読まれている方の中には、少なからず転職を考えたり、仕事に悩まれた方がいるはずです。
「自分にはどんな仕事が向いているんだろう、、、」
そして、もっと自分にとって理想な働き方があるはず、そう思っている方もいるでしょう。
そのような方が、この記事を読んで、少しでもあなたのやりたいこと探しに役立てたらと思います。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方、という本
私自身も以前は仕事に悩むことが多くありました。
もちろん、今現在も悩むことは多くあります。
それでも、自分には何が向いているのかを理解して取り組むだけで、新しい発見、選択肢が広がりました。
仕事に少し悩み始め、新しいことにチャレンジしてみようとした時に、
八木仁平さんの”世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方”
という本に出会いました。

この本を読んでみたところ、
「なるほど、これは知っておく必要があるのでは!」
そう思い、今やりたいことに悩まれている方の参考になればと思い、記事を書くことにしました。
今回は、今の仕事に悩んでいたり、やりたいことがなかなか決まらない人に向けて、
この本の内容と私の経験を交えてお伝えしていきます!
結論 「自分自身を知ること」
先にこの話の核となる結論からお伝えします。その結論とは
自分自身を知ることです。
あーあれでしょ?自分の長所を見つけたり、自分の正確を知ろうってことでしょ?
もちろんそれもありますが、それだけでは不十分なんです。
みなさん、学校や会社の研修で「長所、短所を10個ずつあげてください」聞かれたことありますよね?
でもスラスラッとかける人は少ないんじゃないでしょうか?
そう、みなさんは自分自身をあまり理解していないからすぐに答えが出てこないんです。
正確に言うと、分析できていないのです。
その自己理解の分析ができていないがために、自分がやりたいと思って転職した会社でも「やっぱりここは自分に向いていない」そう思い、理想の場所を求めて、気がつけば職を転々とするジョブホッパーになってしまう人もいるくらいです。
この本の著者、八木仁平さんの本では、大事なポイントを項目に分けて、自己理解できるようにしてくれています。
このブログではその内容を簡潔にまとめていきますので、この記事をもっと読んだ後に本を読んで見てください。
私も事業立ち上げ時にこの本を読んで活かしたところもあります。
まずは、やりたいことがなぜ決まらないのか?
2023年現在、やりたいことが見つからないという人にとっては、昔に比べてさらにやりたいことが見つかりにくくなりました。
というのも、
情報や選択肢が溢れすぎているからです。
職業の選択幅もここ数年で格段に増えたはずです。
ブログだけで生活する人、YouTuber、インフルエンサー、若者が次々と起業する、
いつの間にはそんな世の中になりました。
私自身も起業なんて頭の片隅にもありませんでしたが、身近な人が起業するのを見たり、仲間が事業を立ち上げるのを見て、自分でも起業したいという思いから事業を始めました。
困ったこと、わからないことがあれば、ネットやYouTubeで調べてできちゃうんです。こんな素人でも独立できる時代なんです。
ただ、調べていく中で、情報が溢れすぎているがために、やりたいことが決められない罠にも陥ります。
もう一つは、
どの道を進むのが一番のメリットになるのか?を考えてしまうことです。
どの道に進めば給料が多くもらえるのか?自分にとって都合がいいのかを考えがちです。
しかし、この判断基準で選んでしまうと、たちまち不満が生まれてしまい、進むべき道を謝ってしまうのです。
進むべき道を考える時には
「どうなりたいのか?」を何よりも最優先に考える必要があります。
私も事業立ち上げ前にはここをすごく考えていました。
この本では「どうなりたいのか」を考え、自己理解を深めた上で本当にやりたいことを見つけるための”大事な3つのポイント”を教えてくれます。
そこを一つずつ見ていきましょう。
1、「価値観」大事なことを見つける
価値観、大事なことを見つけていく。
ここが3つのポイントの中でも一番大事だと著者の八木さんは話されています。
これを知らないと本当にやりたいことが見つかりません。そこをいくつかの質問で聞かれています。
『尊敬できる人、人物は?』
あなたの人生の中で、惹かれる、大きく影響を受けている人はいないでしょうか?
きっとあなたはその人の生き方に興味があり、惹かれているところがあるはずです。この時、その人がやっていることに注目するのではなく、その人の生き方を見てください。自分が進もうとしている、選ぼうとしている道は、その人のようになれるのかをよく考えてください。
『今の社会に足りないことはなんですか?』
あなたが思う理想が現実とのギャップであり、あなたのありたい姿、環境なのです。
『自分は何を大事にしてそうか?周りの人に聞いてみる。』
あなたが思い込んでいることと、他人から見た姿が違うことがあります。相手に映る自分の姿の中に、あなたが自然と大事にしていることが隠されています。
『自分の子供や他人に助言する時、伝えたいこと伝えたくないことは?』
書き出していくといくつか出てくるはずです。この伝えたいと思うことこそが、あなた自身のありたい姿なのです。その逆で、伝えたくないことはあなたがなりたくない姿なんです。
2、「才能」得意なことを見つける
才能は特技や持っている資格などではなく、生まれつき持っている「クセ」です。
その一つの基準として、
自分にとっては当たり前でも、他人からやたらと褒められること
があれば、それが才能ということになります。
人前でいくらでもしゃべれる、夢中で本が読める、ひとり時間の過ごし方が充実している、なども才能の一つです。
私の場合、ひとり時間に集中できる、やりたいと思ったことはやる、筋トレを毎日できる、になります。
自分で見つけられない場合は、周りの人に聞いてみると意外な才能に気がつけるかもしれません。
いくつか書き出すことができたら、その才能に3段階で評価をしてみましょう。より自分の中で強く感じる才能を見つけていきましょう。
3、「情熱」好きなことを見つける
簡単にいうと、あなたが興味・好奇心を感じることです。
これはみなさんがイメージを持ちやすいと思います。
しかし、考えかを謝ると本当にやりたいことが見つからなくなる一番の落とし穴でもあるのです。
あなたが好きだと思うことの「その分野で自分がどんなことをやっている時が楽しいと感じるのか?」を考える必要があります。
トレーナーで例をあげてみましょう。
トレーニングが好きだから、トレーナーの仕事がしたいです!
しかし、トレーナーと言ってもやるべき仕事は多岐に渡ります。
トレーニング指導はもちろんのこと、シフト調整、お客様の予約確認、月々の収支計算、掃除、広報、SNS発信、こう見るとトレーニング指導は全体の業務の一部でしかありません。
トレーニングが好きだからトレーニングを教えることが好きだとも限りません。
トレーニングを研究することが好き、トレーニング内容を発信することが好き、新しいトレーニングを考えるのが好き、などという具合にいくつかの方法が出てきます。
自分が興味あることの中で、何をする時に一番好奇心を感じるかを把握することが大切です。
まだまだ自分が興味を持てることがないという方は、次の質問について考えてみましょう。
・今、お金を払ってでも勉強したいことはなんですか?
これは時間があったらやってみたい、お金ができたらやってみたいという考えは一旦捨ててください。
今、お金を払ってでも知りたいことが、情熱を持って取り組みたいと思えることです。
この本の中にはさらに多くの質問が書かれているので、より鮮明に情熱を持って取り組みたいことを見つけたい方は本を読んでみましょう。
まとめ 「本当にやりたいこと」=価値観×才能×情熱
ここまで、3つのポイント、価値観、才能、情熱に触れてきました。
才能と情熱を掛け合わせただけでは「やりたいこと」だけになってしまうと書かれています。
そこに「価値観」を掛け合わせることが大事なのです。
この価値観を無視して、やりたいことだからと何かを始めたり転職すると、自分の価値観と会わず続かなくなってしまいます。
もし、このブログを読んで、この本を読んで、やりたいことが見えてきたら、すでにその人の話を聞きに行ったり、その人について調べてください。
話を聞きに行くチャンスが出来たとしても、めんどくさくなり足踏みしてしまうかもしれません。
しかし、あなたは本当に変わりたいと、どこかで変わりたいと思っているはず。
最後は自分で行動するしかありません。
行動する勇気さえ出せば、やりたかったことのイメージがより鮮明になり、本当にやりたかったことなのかがわかります。
この本の中でも「やりたいこと」は仮説を立てて、行動して、振り返るの繰り返しが必要だとも言われています。
私も事業立ち上げ前に何度も県外へ行き、お話を聞きに行きました。
そのおかげで本当にやりたいことについて具体的なイメージを持つことができました。
現在の生活に悩まれていたり、転職に悩まれているのなら、ぜひこの機会に「本当にやりたいこと」「自己理解」について考えてみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
